イタリアの家庭で日常的に飲まれている直火式エスプレッソメーカーを使ったエスプレッソの作り方や簡単なカプチーノの作り方を紹介しています。エスプレッソメーカーの仕組み、エスプレッソについて、アラビカ種コーヒー豆、イタリアンカフェ  
 
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  直火式エスプレッソメーカーの仕組み


   ステンレス仕様    アルミ仕様


イタリアでは直火式エスプレッソメーカーのことを一般的にマキネッタ(Macchinetta)と呼びます。
カフェッティエーラ(Caffettiera)またはモカ(Moca)と呼ぶこともあるみたいです。
カフェッティエーラはティエーラ(Teiera)とならび、陶器などでできていて日本では急須にあたるものですがマキネッタも沸かしてそのまま食卓に置く意味でカフェッティエーラと呼ぶのかもしれません。モカというのは近年、マキネッタ・メーカーが命名した呼び名だそうです。


   
サーバー バスケット ボイラー

マキネッタ (macchinetta)
マキネッタは3つの部品に分解されます。
サーバー:抽出されたエスプレッソコーヒーが溜まるところ。
バスケット:エスプレッソコーヒーの粉を入れるところ。
ボイラー:水を入れるところ。 2カップ用で約100cc。


 
エスプレッソコーヒーの粉と水が入ったマキネッタをコンロにかけます。   沸騰するとボイラーの中の蒸気圧で水が押し上げられ、コーヒーの粉が入っているバスケットを通過しサーバーから抽出されたエスプレッソコーヒーが出てきます。

 
エスプレッソの抽出時間は弱火で約3〜5分ぐらいです。   ポコポコという音がするとボイラー部分の水が空になった状態なので抽出完了です。



 

1カップ、2カップ用の小さなマキネッタをガスコンロの上に
置く場合、コンロプレートを使います。
日本ではどのガスレンジでも使える左のタイプがお勧めです。

 

使い終わったマキネッタは水で洗うだけにします。洗剤で洗ったり、酸でみがいたりするといやな匂いがついてしまうおそれがあります。
イタリアの家庭では、何代にも渡って使われてきたマキネッタの香りを大切にするそうです。



     

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